在宅ワーク・SOHOの基礎知識
在宅ワークは「テレワーク」と呼ばれるものの一形態として存在しています。テレワークは、パソコンや携帯電話などの通信情報ネットワークを活用して、時間や場所の制約を受けずに働くことのできる形態のことを指します。
テレワークにはいくつかの種類があり、まず、在宅勤務と呼ばれているものは会社に所属しながら自宅で仕事をする人のことを指します。
モバイルワークという職種も存在し、これは在宅勤務と同じく会社に所属はしているが、ほとんどが外出先で事務所にはおらず、携帯電話やノートパソコンなどで仕事を行う人のことを指します。
SOHO、在宅ワークと呼ばれているものは、会社と雇用契約をしていないという点で上記の職種と大きく種類がことなります。
その中でもSOHOは個人事業主と考えるのが良いでしょう。それに対して在宅ワークは、派遣会社やクライアントから直接、データ入力などの仕事をもらうスタイルのことを言います。つまり、在宅ワークというものは、パソコンを使うというだけで、いわゆる昔からある内職と、業務スタイルは変わりがないということです。
厚生労働省の在宅ワークの適正な実施のためのガイドラインでは、在宅ワークを次のように定義しています。
「情報通信の高度化、パソコン等情報通信機器の普及に伴い、これらを活用して個人が在宅形態で自営的に働く在宅ワークが増加しています。それぞれの事情に合わせて柔軟に働くことができる在宅ワークは、仕事と生活を調和させることができる働き方として、その普及に対する社会的な関心や期待も大きいものとなっています。」
「しかし、一方で、口頭による契約のため報酬額、納期等基本的な内容が不明確であったり、契約が一方的に打ち切られたりするなど、契約をめぐるトラブルの発生も少なくない状況にあります。
こうした状況を踏まえ、厚生労働省では、在宅ワークの仕事を注文する者が在宅ワーカーと契約を締結する際に守るべき最低限のルールとして、「在宅ワークの適正な実施のためのガイドライン」を策定し、周知を図ってきました。」
「その後、情報通信技術の更なる普及等により、従来のデータ入力やテープ起こしといった他の者が代わって行うことが容易な業務については、付加価値が低減し市場ニーズが縮小傾向になるとともに、個人情報保護の要請が高まる等、在宅ワークを取り巻く環境は大きく変わってきています。」